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恵みの日々

365 Days of Blessing

「赦しの恵み」-奥平和明

マナセ王 2019年12月15日 


「あわれみ」と言う名前のカトリック教会の病院で、心臓病の手術を受けた患者に、尼さんの看護婦が言いました。「手術は成功です。でも、手術の費用は、どう支払いますか。保険は掛けてありますか。」

患者:「いいえ、保険を掛けていないし、そんな大金もありません。」看護婦:「家族や親戚の方はどうですか。」患者:「妹しかいませんが未婚で、その上、尼さんです。」看護婦「尼さんは未婚ではありません、イエス様と結婚しているんです。」患者:「それじゃ、その義理の弟に請求書を渡してください。」  

クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝うお祭りです。イエス様が神の子として天から遣わされたのは人類を罪から救うためです。 夢の中で主の使いがヨセフに現れて言いました。「マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」 マタイ1:21 邪悪なマナセ王は神の恵みによって罪から救われます。

マナセは12歳で南王国ユダの第14代の王となり、55年間在位しました。マナセ王は偶像のバアルアシタロテ崇拝を再興し、国民を苦しめた不敬虔で邪悪な王で、ユダ王国の滅亡の直接的な原因を引き起こしました。また、伝説では預言者イザヤはマナセによって、のこぎりで切り裂かれて殺害されたと言われています。このように、彼は多くの罪のない者を殺しました。「罪のない者の血まで多量に流し、それが

エルサレムの隅々にみちるほどであった」21:16 

天地創造主なる神様は聖なる、義なる神様です。それで、罪を見て見ぬふりをすることはできません。

罪を犯した者は容赦なく裁かれます。思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊のために蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。ガラテヤ6:7,8

神はマナセの悪行を裁き災いともたらします。マナセはアッシリヤによって、銅の足かせに繋がれて、バビロンに捕囚されました。彼らを敵の手に渡す。彼らはそのすべての敵のえじきとなり、奪い取られる。II 列王記21: 14

マナセはバビロンに捕囚されたことで苦しみ、意外にも自分の悪行を反省し悔い改めました。すると、神はマナセを憐み、彼の願いを聞きました。悩みを身に受けたとき、彼はその神、主に嘆願し、その父祖の神の前に大いにへりくだって神に祈ったので、神は彼の願いを聞き入れ、その切なる求めを聞いて、彼をエルサレムの彼の王国に戻された。こうして、マナセは、主こそ神であることを知った。II歴代誌33:12,13 

もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。Iヨハネ1:9

神様は偶像礼拝をし、預言者をのこぎりでひき殺したマナセ王のような極悪非道な罪深い人間をも、己の罪を悔い改める時あわれんでくださいます。そして、恵みのゆえに救ってくださいます。

あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。行ないによるのではありません。だれも誇ることのないためです。エペソ2:8,9

神様は私たちが罪を悔い改める時に、憐れみ罪を赦してくださいます。神様が私たちの罪を赦してくださるように、他者の自分たちに対する罪を赦すことが出来ますように。

人はしばしば不合理で、非論理的で、自己中心的です。それでも許しなさい。マザーテレサ

お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。エペソ4:32

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