祈りと聖霊の関係
1.祈りの応えは、神様の主権の中にあります。
私たちの願い事は、必ず思い通り叶えられるのか?
祈りの答えは神様の主権の中にあり、神様の最善の時に最善の方法で応えられます。
私たちの人格を大切にされるので、祈りがどのように応えられるかということを通して、
私たちの心を聖霊によって導かれるのです。
2.聖書のみことばによって、具体的に応えてくださいます。
「神様、今の私にはこの願いしか考えられませんが、願っていること以上の最高最善の応えを与えてください。」と祈っていくと、聖霊を通してみことばや考えを与えてくださる。
その祈りの過程を経て、自分をより深く知り、自分の立ち位置が見えてくるのです。
3.私たちの思いを超えて示されます。
神様が聖霊によって私たちに何かを示される時は、聖書のみことばを離れてではなく、みことばを通して示されます。
聖霊は私たちの思いを超えて、私たち自身に何かを示すために働かれるのです。
4.聖霊は私たちを砕かれます。
ローマ人への手紙7章15-24節で、パウロは心の正直な思いを告白しています。
「したいと願う善を行わないで、したくない悪を行っています。」
自分のことを「罪人のかしら」とも言っています。
新約聖書の多くの手紙を書き、多くの教会を生み出してきたパウロは、律法による義は非難されることがなかったのです。
しかしパウロはそのまじめさで、心の内側の醜さを、律法を守ることで隠していたのです。
キリストが心の内に生きてくださって、聖霊に支配されるしか罪の性質に勝つことはできないことを知っていたのです。
キリストのいのちが罪と死の原理から、私たちを解放してくださいます。
5.聖霊のうめき
ローマ人への手紙8章26節には、
「同じように御霊も、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、何をどう祈ったらよいか分からないのですが、御霊ご自身が、ことばにならないうめきをもって、とりなしてくださるのです。」と書いてあります。
自分は変えられたい、聖められたいと祈りながら、一歩も進まない、成長していないと行き詰まり悩みますが、聖霊がともにうめいて、とりなしてくださるのです。
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