有名人の聖書観
~聖書はなぜ人々に愛されるのか~
アブラハム・リンカーン
19世紀アメリカの大統領。奴隷を開放し、民主主義の基礎を確立した。彼は幼い頃から、母に聖書を読み聞かされて育った。
「聖書はこれまでに神がくださった最上のギフトであると、私は信じている。世界の救い主から。」
W.E.グラッドストン
19世紀イギリスの大政治家。爵位(しゃくい)を授けられようとしたが自ら辞退し、偉大な平民として一生を終えた。
「私はこの時代に、偉人と呼ばれる95人の人を知っている。うち87人は、聖書を奉ずる人であった。聖書の特色はその特異性にあり、他のあらゆる書物を、無限に引き離している。」
ウィンストン・チャーチル
第二次大戦中のイギリスの首相。イギリス人に勇気を与え、ヒトラーとの戦いを勝利に導いた。
「私たちは確信を持って、聖書という“ゆるがない岩”の上に憩うのである。」
G.E.レッシング
18世紀ドイツの劇作家、思想家。ドイツ国民文学の創造において、目覚ましい活躍をした。
「宗教は、聖書が説いたがゆえに真理なのではなく、真理なるがゆえに聖書が説いたのである。」
ベンジャミン・フランクリン
18世紀アメリカの政治家、科学者、著述家。大学の設立などの推進、郵便事業の改善、その他多くの公共事業をなした。避雷針の発明者。
「青年よ、あなたへの私の忠告は、聖書を知れ、そして聖書をかたくなに信ぜよ、ということせある。」
インマヌエル・カント
18世紀ドイツの大哲学者。人間は、理性に基づいて正しい行為をする者である、と説いた。
「人間のための書物としての聖書の存在は、人類がかつて経験した中で最大の恵みである。その価値を減らそうとのいかなる企ても、人類への罪悪となる。」
アイザック・ニュートン
17〜18世紀イギリスの大物理学者。万有引力の法則の発見者。近代科学の成立をもたらした不世出の天才と言われる。
「いかなる世俗の歴史におけるよりも、聖書の中には、より確かな真理が存する。」
ウィリアム・ハーシェル
18〜19世紀イギリスの大天文学者。天王星の発見者。その他多くの天文学的発見をし、恒星天文学の祖と言われる。
「人間の発見はすべて、ただ、聖書に含まれる真理を確証するために役立つものであると思われる。」
W.F.オルブライト
不世出の天才と言われた20世紀の考古学者。幾つのも古代語を自由にあやつった。
「聖書の記述中、問題となっている大きな点は全部歴史的であることが、証明されている。」
ジョージ・ワシントン
18世紀アメリカ合衆国初代大統領。建国の父として、国民から高い尊敬を得ている。
「神と聖書なしに、この世を正しく統治することは不可能である。」
ジョン・ラスキン
19世紀イギリスの美術評論家。社会評論家。慈善事業にも関心を持ち、莫大な私財を投じた。
「私が著作したことに何か功績があるとすれば、それはひとえに私が幼かった時、母が日ごとに聖書のある箇所を読み聞かせ、暗唱させてくれたおかげである。」
アルフレッド・テニスン
19世紀イギリスの有名な詩人。『イノック・アーデン』などの代表作がある。
「聖書を読むこと、それが教育である。」
チャールズ・ディケンズ
19世紀イギリスの小説家。『クリスマス・キャロル』『オリバー・ツイスト』などの代表作がある。
「新約聖書は、この世界でいまだかつてなかった、また今後もあろうとは思えぬ最善最良の書である。」
ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ
18〜19世紀ドイツの詩人。多くの詩や『ファウスト』などの代表作がある。
「人類の知的文化が進歩し、自然科学が進んでその広さ深さを加え、またいかに人類の心が望むままに広くなろうと、福音書から輝き出るキリストの高潔さと、道徳的修練を越えていくことはないであろう。」
マハトマ・ガンジー
20世紀インドの大政治家。非暴力による不服従運動によって、インドを独立へ導いた。
「私の生涯に最も深い影響を与えた書物は、新約聖書である。」
山室軍平
明治時代、『救世軍』日本支部司令官として伝道に従事し、婦人ホームの建設、免囚保護事業、労作館の創設、廃娼運動などの社会事業の面でも多くの業績を残した。
「聖書は世界無二、宇宙第一の書物である。」
トマス・ハックスリー
19世紀イギリスの生物学者、進化論者。進化論を推進した人物のひとりだが聖書についてこう述べた。
「聖書は貧しい者、しいたげられた者の大憲章である。人類は聖書を捨て得る立場にない。」
ナポレオン・ボナパルト
17〜18世紀のフランスの軍人、政治家。クーデターにより独裁者となったが、わずかな年月帝位にあっただけで、最後はセントヘレナ島で没した。
「聖書はだたの書物ではない。それに反対するすべてのものを征服する力を持つ生き物である。」